「食べる」人の回復力、 患者さんの「食べたい」を支援したい
認定看護師・特定看護師
摂食・嚥下認定看護師
2007年入職/ 県内出身/徳島大学医療技術短期大学 卒業
Q.神戸徳洲会病院を入職先に選んだ理由を教えてください。
入職からはずいぶんたっていますが、当時からキャリアアップ支援が充実していたため魅力的でした。実は一度退職し、再入職しています。再入職の理由は人間関係がよいことを実感したためです。
Q.就職して良かったことはなんですか?
一般病棟ですが様々な科を経験し、一通りのことは対応できる自信がついたことです。
なにより2020年5月から2020年12月まで摂食・嚥下障害看護認定看護師教育課程の研修に参加しましたが、キャリアアップに対する病院のサポート体制が充実していたことがよかったです。給料と身分が保障されており、不安なく研修に取り組めました。
Q.現在の認定看護師としての仕事のやりがいについて教えてください
まだまだ、活動を始めたばかりですが、患者さんの「食べたい」を支援できつつあること。コロナ禍でSTさんの介入が遅れがちになるなか、認定看護師として早期介入し、支援ができることです。今後は誤嚥性肺炎の予防を目指したいと思います。
Q.資格取得されたきっかけを教えてください。
長年NSTをしていて「食べる」人の回復力が著しいことがわかり、食べる支援をしたいと思いました。STの「食べることを支える技術」にも感銘しエビデンスに基づいて私も「食べることを支援する」知識、技術を得たいと思いました。
Q.資格取得されて、良かったことを教えてください。
様々な理由でSTが介入できない人にも早期から介入でき食事開始ができたこと。
絶食の人への介入を医師へ直接報告し、その場ですぐに介入して食事開始できたこと。教育課程での学びをいかし、口腔ケアや食事介助も経験値ではなくエビデンスに基づいたケアができることです。
口腔ケアなどで、「野村さんにみてもらおう」と声がかかることでより多くの患者さんの口腔ケアへの介入ができること、私に声をかけることで、スタッフの口腔ケアへの意識が少しずつ向上してきたかな、と思えたことです。
Q.認定看護師を目指されている方に一言
院内の規定をクリアしていれば、十分なサポート下で教育課程に行くことができます。身分も保障されているので生活面での不安はありませんでした。認定看護師を目指す人には素晴らしい環境だと思います。認定教育課程の同期の中でも、ここまでのサポートをしてくれていた病院は少数派でした。研修中はアルバイトや仕事をする余裕はないのでよかったと思います。