今月の栄養通信は、最近よく耳にする言葉「免疫力」について。コロナウイルスも収束が見えてきましたが、完全に終息するには先の長い話です。更なる第二の波も今後来るでしょう。夏に向けて、熱中症にも気を付けて「免疫力」をつけましょう。

今回のテーマは「腸」


この「腸」が免疫力と深い関係があるのをご存じですか?

どうして「腸」が大事なの?


あらゆる病原体と戦い、私たちの身体を守ってくれる「免疫細胞」は腸の中に約6割も存在すると言われています。

免疫力を強くするには


免疫細胞がバリバリ働ける環境(腸内環境)を整えてあげることが必要なのです。

それには「善玉菌」と呼ばれる、私たちの身体によい働きをしてくれる菌を増やすことが大事!

"そのためには、、、?

~カギを握るのは口にする食べ物~


良い菌(善玉菌)と一緒に、エサになるものを摂る!



この善玉菌のエサとは?


●水溶性の食物繊維(海藻・野菜・果物・麦・納豆など)
●オリゴ糖(バナナ・ヨーグルト・牛乳・大豆・玉ねぎなど)
 オリゴ糖がそのまま摂れる商品もおススメ。



善玉菌を多く含むものは?


納豆、ヨーグルト、乳酸菌飲料、キムチ、味噌など。※塩分が多いものがあるので注意




他にも


便のカサを増やして腸の動きを良くしてくれる不溶性の食物繊維、キノコ類・根菜類・イモ類を一緒に食べると更に"Good"

ヨーグルトに含まれる菌は商品によって様々。(乳酸菌、ビフィズス菌)


便の状態や回数などを観察しながら、自分に合う菌を見つけてみましょう。
◎菌は便と一緒に出ていくので、毎日続けて摂ることが大切です。

この記事を書いた人

 
神戸徳洲会病院 管理栄養士 春名香里
食事の観点からいろんな情報を提供していきます。

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