2023.02.06
突然ですが、
最近、夜空を見上げたことはありますか?
神戸は住宅地の明かりがまぶしく、暗い星は見えづらいですが、
それでも北極星(春夏秋冬関係なく、いつでも同じ場所で見つけられる2等星)や、月は見つけることができます。
(等星とは、恒星の明るさを6つの尺度で分けたもので、
人間の目で見える限界の暗い星を6等星、一番明るい星を1等星としてます。
ちなみに、日本では月の模様が「餅をついているうさぎ」に見えると言われますが、
どう捉えるかは国によって違うようです。
カニ、イヌ、ワニ、ライオン、薪をかつぐ男、本を読むおばあさん…等々。)
病院の前が坂道ということもあって、疲れていると足元に視線が行きがちで、
視野や考えが狭く、重くなる気がするので、
私は仕事からの帰り道、意識して見上げるようにしています。
(5秒でもいいので、ぜひ立ち止まって見上げてください。
方角もわかりやすいですし、なにより歩きながらだとモノにぶつかったり、つまづきます!)
「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」(相田みつを)
普段見ている景色もほんの視線を上げたり、少し考え方を変えるだけで、
違った世界が見えてくるかもしれません。
せっかくなら楽しいことを見つけながら、前に進んでいけたら、と思っています。
新型コロナウイルスの流行で生活様式も変わり、
窮屈に感じることもあるかもしれませんが、
そんな時だからこそ、みなさんもぜひ一度見上げてみてください。
このコラムを書いた人
神戸徳洲会病院
栄養科責任者 宮本 博史