みなさんは食品を正しく保存できていますか?
気温が高くなり、食中毒が発生しやすい季節がきました。
食中毒は家庭の食事でも発生する危険があります。
正しい保存方法をおこなって、食中毒を予防しましょう!

保存の注意点


保存をするときの注意点を6つ紹介します。



すぐに冷蔵庫や冷凍庫にいれる


冷蔵や冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫にいれましょう。

詰めすぎに注意!


冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意しましょう。
詰め込み過ぎは温度にムラができます。
目安は「7割程度」

温度に注意!


冷蔵庫の温度は「10℃以下」、冷凍庫は「-15℃以下」に維持しましょう。
細菌の多くは10℃で増殖がゆっくりとなり、-15℃で増殖が停止します。

肉や魚などは、ビニール袋や容器に入れて保存


肉や魚などは、ビニール袋や容器に入れて保存しましょう!
理由は、冷蔵庫の中の他の食品に肉汁などがかからないようにするためです。

手指を洗う!


肉・魚・卵などを取り扱う前と後に必ず手指を洗いましょう!
せっけんを使い洗った後、流水で十分に洗い流すことが大切です。
簡単なことですが、細菌汚染を防ぐ良い方法です。

水漏れに注意!


食品を流し台の下に保存する場合は、水漏れなどに注意しましょう。
また、直接床に置いたりしてはいけません。

家庭での保存の注意点を知って、食中毒を予防しよう!


食中毒は家庭の食事でも発生する危険があります。
家庭での保存の注意点を知って、食中毒を予防しましょう!

出典:厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」(https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html)参照

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この記事を書いた人


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