2019.06.01
最近急に暑くなりましたね。真夏になりやすいイメージがある熱中症。
実は、熱中症は急に気温が上がって暑くなったり、梅雨でジメジメする6月にも注意が必要です。
今回は、熱中症にならないための予防法をご紹介します。
特に熱中症になりやすい人は乳幼児と高齢者
特に熱中症になりやすい人は、乳幼児と高齢者です。
・乳幼児は、汗腺が未発達でうまく体温調節ができません。そのため、急に体温が上がりやすいです。
・高齢者は、身体の水分量が少ないうえに、暑さやのどの渇きを感じにくいため、知らいないうちに水分が不足気味になっています。
熱中症予防のポイント
乳幼児と高齢者の熱中症予防のポイントを紹介します。
乳幼児
・顔色や汗のかきかたをよく見てあげましょう。
・適切な飲水行動を学習させましょう。
・日頃から暑さに慣れさせましょう。
・風通しの良い服装を選びましょう。
高齢者
・のどが渇いていなくても水分補給をしましょう。
・エアコン・扇風機を上手く利用し、暑さを我慢しすぎないようにしましょう。
「室内にいるから安心」は禁物です。
・涼しい服装で過ごしましょう。
おうちでも作れる熱中症予防の飲み物
塩3gと砂糖40gと水1Lを混ぜた飲み物。
汗をかいたら塩分と糖分が入った飲み物で水分補給をしましょう。
乳幼児と高齢者はとくに熱中症に注意して、予防しましょう
乳幼児と高齢者はとくに熱中症になりやすいです。
熱中症予防のポイントを見て、水分補給を適切におこない、熱中症を予防しましょう。
関連する記事
熱中症は予防が大切です
熱中症に注意が必要な日や人と熱中症の予防法を紹介しています。
熱中症は高齢者のかたはとくに注意が必要
高齢者のかたが熱中症に特に注意が必要な理由と熱中症予防チェックリストを紹介しています。
この記事を書いた人
神戸徳洲会病院 栄養科
食事の観点からいろんな情報を提供していきます。
編集者 岡大徳
当院では栄養指導をおこなっています
外来、入院ともに医師の指示にもとづき、個別に栄養指導をおこなっています。
栄養指導は管理栄養士が担当し、時間は30分程度です。
生活習慣病のかたや、医師が栄養(食事)指導を必要とするかたを対象におこなっています。
糖尿病、腎臓病、高血圧、脂質異常症、肥満症など、さまざまな疾患に対し、管理栄養士が日常生活や食習慣に合わせた内容でお話します。
お気軽に医師にご相談ください。
栄養科のページはこちら
栄養通信を紙でほしいかたへ
「急に暑くなった今、熱中症に注意しましょう!」は、第34号 2019.6.1 栄養通信に掲載されています。
最新版の栄養通信がほしい方は神戸徳洲会病院1階ロビーで