2019.12.20
今年もあと少し。あっという間にもうすぐお正月ですね。
おいしい料理が多く食卓に並ぶお正月ですが、塩分を気にされている方にとって注意が必要なときでもあります。
今回はお正月でも無理せず減塩ができる方法を紹介します。
お正月でも無理せず減塩ができる3つのポイント
お正月でも無理せず減塩ができる方法を3つ紹介します。
おせちをつくるときのポイント
・お酢、ゆずなど香り・酸味のあるものを使う。
・出汁をしっかり効かせて風味を楽しむ。
・減塩醤油を使用してみる。
(色が濃く食材に染みやすいので煮物等におすすめ)
・全部薄味にしなくても良い。
(薄味・普通の味とメリハリをつけて味がぼやけないように)
おせち料理の食べすぎに気をつけましょう
保存をきかすため、塩気が多いおせち料理。
なかでも、「煮しめ」「数の子」「かまぼこ」などは特に塩分が多くなります。
煮しめは、小鉢1杯分。
数の子やかまぼこは、1から2切れに抑えましょう。
(なますや酢レンコンは塩分が少なめですが、食べすぎには注意が必要です)
また、おせち料理を毎回食べないようにすることも1つのポイントです。
お雑煮は1日1杯をめやすに
お正月はお雑煮をついついたくさん食べてしまいがちですが、汁物はやはり塩分が多くなります。
具だくさんにする、1日1杯までにするなどの工夫をしてみてください。
無理せず減塩してたのしいお正月を
塩分を気にされている方は、減塩をする3つのポイントを参考にしてみてください。
無理せず減塩してたのしいお正月をすごしましょう。
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この記事を書いた人
神戸徳洲会病院 栄養科
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編集者 岡大徳
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「おいしく減塩。たのしいお正月 塩分の多いお正月料理に注意しましょう」は、第40号 2019.12.20 栄養通信に掲載されています。
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