診療科・部門

臨床工学科

臨床工学技士の採用情報はコチラ

臨床工学技士(Clinical Engineer:CE)とは
主な業務として、生命維持管理装置の操作、医療機器の保守点検があります。生命維持管理装置とはその名の通り、患者様の生命維持のために使用される機器を指し、人工呼吸器や人工心肺装置、人工透析装置、補助循環装置などが含まれています。また、医療機器に対して適切な保守点検を行うことで、機器の故障や動作不良などを発見し、医療事故を未然に防ぎ患者様に安全な医療を提供できるよう努めています。
2025年1月現在8名の臨床工学技士が在籍し、多種多様な医療機器を安全かつ効率よく使用できるように尽力し、患者様に質の高い医療を提供できるよう日々業務に取り組んでいます。

透析業務

透析部門における臨床工学技士は、透析監視装置、水処理装置の操作及び保守管理を行っています。また、Online-HDFを安全に行うために厳密に水質管理に努めています。
臨床業務としては、透析患者への穿刺を含む透析開始業務、患者観察を行っています。至適透析を行えるようにデータ管理やバスキュラーアクセス管理なども行っています。
安全に患者様への透析を提供できるように、医師、看護師、他の医療スタッフとチームで透析業務に努めています。

内視鏡業務

消化器内視鏡検査・処置に使用する内視鏡システムや電子スコープなど内視鏡室に配置されている医療機器や処置具の保守管理業務や使用した電子スコープ・処置具などの洗浄・消毒を徹底して行っています。洗浄・消毒の評価として、定期的なスコープ培養検査の実施やATP(汚染度)測定を適宜行い、洗浄方法の見直しをすることで高い清浄度の維持に取り組んでいます。また、内視鏡業務が安全かつ円滑に行えるようさまざまなサポートを行っています。

医療機器管理業務

院内には輸液ポンプや人工呼吸器、生体情報モニター、保育器、除細動器といった病棟で使うものから電気メスや麻酔器、内視鏡装置など手術に使うものまで多種多様な医療機器があり、それらを安全に運用するために日常点検や定期点検を行っています。また、当院ではME機器管理システムを導入しており、病棟との貸出業務や保守管理業務の効率化を図っています。また、病棟単位での人工呼吸器などの勉強会も積極的に行っております。医療機器が安全かつ適切に運用されるように日々努めております。

閉じる