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救急救命士科

救急救命士科

当院では現在12名の救急救命士が所属し、医療技術職として医師、看護師、各コメディカルと協力し外来やER の患者様対応を行っています。
ERという初療の場では重症度や緊急度の評価、観察力や蘇生に関する専門技術が十分に発揮されています。

救急救命士の活動

当院ではERでの初療対応だけでなく救急隊からのホットライン対応(救急コーディネート)や救急車による搬送知識を活かした転院搬送を担っています。
また、自院救急車をさらに活用した病院救急救命士によるプレホスピタルケア搬送を実施しています。
個々がスキルアップを目指し JPTECやICLS、BLS、ISLS、MCLS、緊急走行研修などプロバイダーからインストラクターまで積極的に取得し、チーム医療の一員として幅広い知識・技術の獲得に努め、これからの院内救急救命士像を想定した教育を行い、医療機関内で十分に通用する知識・技術を身につけます。 さらに、災害医療にも取り組んでおり、災害医療チームの一員として東日本大震災、熊本 地震、西日本豪雨などに駆けつけ活躍しています。

タスク・シフトの取り組み

(1)救急室(救急外来・初療室)を主とする院内での診療補助
(病歴聴取、バイタルサイン測定、その結果より継承と中等症・重症をトリアージ)

(2)救急室(救急外来、初療室)を主とする院内での患者移送

(3)病院救急車での患者の観察と処置

(4)救急室(救急外来、初療室)を主とする院内での診療経過の記録

(5)救急室(救急外来、初療室)を主とする院内での救急車の受入要請への対応

など積極的にタスクシフティングに取り組んでいます。

当院では院内における救急救命士の業務範囲、業務内容、メディカルコントロールシステム等を救急救命士活動基準として定め、医師や看護師との業務分担、タスク・シフトに取り組んでいます。

看護部とタイアップした新人教育

当院では救急救命士ラダーを導入しています。救急救命士ラダー、合同ラダー、指導救命士ラダーの3項目で構成しており、それぞれの項目で目標を立てることにより、明確な目標に向かって学ぶことができるようにしています。合同ラダーでは、1年目から看護部と座学や技術研修、グループワークを共にし、標準的な知識や技術だけでなく社会人力やホスピタリティ、医療者としての考え方を身につけます。
救急救命士と看護師がお互いのラダー教育で講師を務め、教え合うことで信頼関係や協力関係を築くことができています。

救急救命士科は、看護部の「教育委員会」、「師長会」、「プリセプター会議」に参加し、新人教育の年間計画作成に関わっています。
そのため、救急救命士の新人教育プログラムは、一部を看護師の新人教育研修とタイアップして、病院内でも通用する標準的な知識技術を習得できるようになっています。

具体的には、社会人教育や吸引シミュレーション研修、静脈注射研修、酸素療法研修、フィジカルアセスメント研修などに参加しています。

今後の取り組み

教育

救急業務、搬送、勉強会など年間を通して128時間の単位を取得できるように計画を作る

特定行為研修

2021年10月の改正救急救命士法の施行に向けて、院内での静脈路確保や気管内挿管などの特定行為の研修を行っています。研修の実施には、一定の救急救命士ラダーレベルと事前の座学、技術試験など設けており、医師や看護師の協力のもと、安全確保を徹底して実施しています。

救急シェアシート

消防救急隊と救急患者のシェアを通じて連携強化を行っています。今後は、院内などでの合同勉強会や症例検討会を行っていきたいと思っています。

その他の活動について

院内では蘇生のプロフェッショナルとして、全職員対象の蘇生講習や看護部への急変時講習を担当しています。院外では地域の心肺蘇生講習会の講師を務め、その専門家として普及活動を行っています。

各部門との連携

当院の救急救命士は、各部門との協力を大切にし、多くの専門家の目で一人の患者様を診 るチーム医療を目指しています。また、救急隊と風邪通しのよい関係を築き、同じライセンス同士だからこそできる連携を行っていきたいと考えています。
救急医療の窓口として、よりスムーズにより安全に患者様の受け入れができるように努力しています。

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当院の救急救命士の歴史と活動を紹介しています。

救急救命士科への講習会依頼について

現在ホームページで講習会の依頼予約システムを準備中です。
しばらくお待ちください。

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