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大腸肛門外来

大腸肛門外来

大腸ステントのメリットについて

大腸癌は比較的症状が出にくい癌です。手術を受けるような大腸癌のうち8〜13%は、癌が大きくなってつまってしまい、閉塞した状態で受診されます。救急車で救急外来に搬送される患者さんもおられます。
大腸癌が原因で起こる腸閉塞は、大腸が破裂してしまうと重篤な腹膜炎となってしまう危険があり、緊急度が高い疾患です。緊急手術により大腸切除が必要ですが、大腸が閉塞している状態では切除ができても、吻合(腸と腸を縫い合わせてつなぐこと)ができません。
緊急手術では多くの場合人工肛門を造設する必要があります。
ステントは、心筋梗塞などの血管の閉塞に対して最初に行われ始めた治療ですが、大腸のような消化管の治療にも応用されるようになりました。大腸癌で閉塞している部分に金属で編み込まれたステントを滑り込ませることによって閉塞部位を拡張させ腸閉塞を解除することができます。
閉塞した大腸癌は大腸ステントにより閉塞を解除することにより、緊急手術を避けることができます。また本来術前に行う検査をしっかりした上で予定手術を行います。さらに腸閉塞状態の緊急手術では技術的にむずかしくなる腹腔鏡手術も腸閉塞が改善すれば行うことができるようになります。
緊急開腹手術では、患者さんは大腸癌の告知という心理的負担の上に緊急手術で人工肛門を作らなければならないという二重のショックを受けることになりがちですが、大腸ステントが上手くいけば、人工肛門を避けることができ十分な状態で癌の切除手術に臨むことができますので、大腸ステントは患者さんの負担を軽減するために非常に有効な治療法と言うことができます。

外来担当表

朝診 冨田 冨田
休診・代診・お知らせ

医師紹介

冨田 雅史(とみた まさふみ)

冨田 雅史(とみた まさふみ)

役職

院長

専門

消化器内視鏡・消化器外科全般

資格

日本外科学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定医
日本静脈経腸学会認定医

所属学会

日本外科学会
日本消化器外科学会
日本消化器内視鏡外科学会

  • TEL078-707-1110