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スタッフブログ

2021年8月23日 スタッフブログ

熱中症を対策しよう!

そもそも熱中症ってなんだろう?

熱中症とは、高温多湿な環境下において、体内の水分と塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が壊れるなどして、発症する障害の総称です。体内の水分量は年代別で異なります。 年代別の平均水分量の割合より下がった状態になると、体にさまざまな症状が現れます。

熱中症1

熱中症の症状と対処の方法を知ろう!

軽症

症状

・めまい
・立ちくらみ
・こむら返り
・手足のしびれ

対処

・涼しい場所へ移動
・安静
・冷やした水分、塩分補給
・衣服をゆるめて保冷剤などで冷やす

医療機関への受診

症状が改善すれば受診の必要なし

中等症

症状

・頭痛
・吐き気、吐いた
・体がだるい
・集中力、判断力の低下

対処

・涼しい場所へ移動
・安静
・冷やした水分、塩分補給
・衣服をゆるめて保冷剤などで冷やす

医療機関への受診

口から飲めない場合や症状が改善しない場合は受診が必要

重症

症状

・意識障害、受け答えや会話がおかしい
・けいれん
・運動障害、歩けないなど
・体が熱い

対処・医療機関への受診

すぐに救急車を呼ぶ

熱中症2

熱中症にならないために、治したいこと

・冷たい飲み物をガブ飲みする
・甘い清涼飲料水を飲む機会が多い
・食事は、そうめんなどののど越しのよい麺類ですませることが多い
・冷房の効いた室内で過ごすことが多い
・運動をあまりしない
・汗をかかないよう、水分の補給を控えている
・朝食を抜くことが多い
・野菜をあまり食べない
・寝苦しくて睡眠不足

熱中症3

経口補水液を活用しましょう!!

水に食塩と砂糖を溶かしたもの=「飲む点滴」とも言われ、速やかに体内に吸収されます。経口補水液には、スポーツドリンクの2〜3倍の塩分が含まれており、普段飲むとしょっぱく感じます。一方で、おいしく感じた場合は脱水状態かもしれません。

経口補水液の摂り方

■飲む温度 ... ◯常温
       △(飲みやすい程度)
■飲む量 ....... 1回に50mℓ~150mℓ(おちょこ1~3杯程度)
■飲みかた ... 上記を 1~2分おきに飲めるだけ繰り返し
       ◯ゆっくり
       △ごくごく飲む(脱水の状態に応じて)

熱中症を予防するための栄養素を知ろう!

たんぱく質

人の体を作るもとになるので、
不足すると疲れやすくなります。
■多く含む食材:肉、魚、大豆・大豆製品

カリウム

汗をかくと塩分と一緒に排泄されます。
筋肉の収縮を助ける働きがあり、回復力を高めます。
■多く含む食材:生果物、生野菜、豆類、いも類

ビタミンB1

糖質 ( 炭水化物 ) をエネルギーに変えます。不足すると糖質 ( 炭水化物 ) を分解できず、 疲労物質(ピルビン酸や乳酸など)が溜まり、疲れやすくなります。 そうめん、うどん、清涼飲料水など、夏に過剰摂取しがちなものには、 炭水化物が多く入っています。
■多く含む食材:豚肉、ハム、焼き豚、ウナギ

クエン酸

疲労の原因となる乳酸の発生を抑え、
疲労回復に優れた効果を発揮します。
■多く含む食材:梅干し、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、食酢

栄養士が紹介する!夏バテ予防レシピ

具だくさん冷やし中華

材料

■インスタントの冷やし中華 ... 1袋
■カット野菜 ........................ 1袋 (60g)
■ロースハム ........................ 1パック (37g)
■ゆで卵 .............................. 1個
■ミニトマト ........................ 2個

栄養士からのメッセージ

冷やしそうめん、うどんは麺単体で食べることが多いかもしれませんが、冷やし中華となると卵やきゅうり、レタスやトマト等、色々とトッピングしたくなりませんか?
そうめんやうどんの時も、冷やし中華と同じように具だくさんにすることで、たんぱく質、ビタミンB1、クエン酸等をバランス良くとれます。 ぜひ参考にしてください!

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当院では栄養指導を行っています。

外来、入院ともに医師の指示にもとづき、個別に栄養指導をおこなっています。
栄養指導は管理栄養士が担当し、時間は30分程度です。
生活習慣病のかたや、医師が栄養(食事)指導を必要とするかたを対象におこなっています。
糖尿病、腎臓病、高血圧、脂質異常症、肥満症など、さまざまな疾患に対し、管理栄養士が日常生活や食習慣に合わせた内容でお話します。
お気軽に医師にご相談ください。
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